第15頁 10月に世界最大級のコーヒー見本市を初開催【パナマ発】

パナマ産コーヒーチェリー

ボケテ市、2026年8月3日 — 7月に国際品評会「Best of Panama(BOP)」が開かれたパナマで、10月23~25日、世界最大級のスペシャルティコーヒー見本市「World of Coffee Panama 2026」が開催される。同大会はこれまでイタリアやデンマークなどコーヒー消費国で開催されており、コーヒー豆の生産国で開かれるのはパナマが初となる。

7月に行われたBest of Panamaでは、世界各国から集まった審査員がカッピング(品質評価)を通じて、香りや酸味、甘み、後味などを厳しく審査した。今年は、高級品種「ゲイシャ」を競う部門に加え、ウォッシュド(水洗式)やナチュラルなど精製方法別の部門も設けられ、パナマ産コーヒーの多彩な魅力が発信された。

Best of Panama 2026でカッピングを行う審査員

その流れを受けて開催されるWorld of Coffee Panama 2026には、生産者や輸出入業者、焙煎業者、バリスタ、機器メーカーなど約30カ国から320以上の出展者と約1万3,000人の来場が見込まれている。主催はスペシャルティコーヒー協会(SCA)、パナマ・スペシャルティコーヒー協会(SCAP)、パナマ商工会議所。

会場となるパナマ市のパナマ・コンベンションセンターでは、商談会や展示会に加え、講演、カッピング、技術研修など多彩なプログラムが予定される。ゲイシャをはじめ、多様な品種や精製方法、生産地域にも焦点を当て、世界のバイヤーや業界関係者にパナマコーヒーの魅力を紹介する。

また、期間中には世界最高峰のバリスタを決める「ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ」も中南米地域で初めて開催されるほか、10月15~31日には国内各地のカフェやレストラン、ホテルなどが参加する「Coffee Weeks」も実施される。

SCAPのリカルド・コイナー会長は、「パナマは品質、トレーサビリティー、透明性への取り組みによって高い評価を築いてきた。生産地からその価値を直接発信し、中南米の生産者と新たな市場を結び付ける機会にしたい」と期待を寄せた。(EFE)

関連サイト

World of Coffee Panama 2026:https://panama.worldofcoffee.org/
Best of Panama(SCAP):https://bestofpanama.org/

写真:Specialty Coffee Association of Panama(SCAP)

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